幼い私へ①
ツインの彼への執着はまだありますが
すがり付くような気持ちはありません
もう諦めに近い気持ちと
それでも信じている気持ち
時々の苦しさをやり過ごせれば
彼がいない毎日を
今なら淡々と生きていけます
自分の苦しさが溢れると
ツインにすがる気持ちを抱きがちだけれど
そこに救われたいと思ってしまうこと自体が
間違いで
間違いな上に
さらに
今側にいられない思いに飲まれてしまう
でもそれは
側にいれたとしても同じで
だから
私は自分で自分を満たせるようになりたい
じゃなんでなれないのか?
幼い頃の自分を必死に思い出そうとしてますが
なかなかわからない
イメージではわかるのに
その理由がわからない
当時何が悲しくて
苦しくて
我慢していたのか
わかりません
父との関係
母の我慢
それはわかっていて
でもそれは大人になり
ちゃんと理解できているのに
どう幼い私に伝えてあげたらよいか
わかりません
父はいつも忙しくて
甘えたくてワガママを言う私は
よく怒られた
無条件にどんな私でも愛されたかった
そんな父に怒られる母の姿もよく見たし
祖父母と同居していたから
いろいろ無理したり
我慢したりする母の姿や
母のストレスを感じることもあったけれど
母はいつも私に優しくて
人よりなにも秀でていない私を
愛してくれていた
なのに祖父母や父に従う母の姿が
私は嫌いで
母の代わりに
私は父に反発していたような気がする
今思えば
それは母を困らせるだけだったかも
しれないけれど
ただ従うだけは嫌だったから
いちいち反発して
怒られたし、叩かれた
そうか…幼い頃から
私は私なりに誰かのために
頑張っていたんだな
今でも誰かが理不尽な思いをしているのを
見ているのが苦手で
盾になろうとしたり
かばおうとしたりする気質が
私にはある
そのせいで自分が犠牲になっても…
人のために
気持ちも身体も張れる小さな私
偉かったんだな
優しかったんだな
弱い自分なのに
弱い誰かを守りたい
そんな気持ちで生きてきた
だからいつも自分の弱さに抗おうと生きる
ツインの彼にひかれたし
そのままの弱い彼を好きになった
やっぱり
あなたは私だ