あるかないかは自分次第
職場にも少しづつ慣れてきて
通勤ルートも前とは方向違いなので
彼を強く思い出させるものは
ほぼなくなった
これが新しい日常
バイトにも行ってないまま異動だから
そちらも忘れつつある日々
なんにもなくなっちゃったね…
そう思うと寂しくて
いつもそばにいられた時を思い出す
二人でいた時の記憶も
忘れてはいないけど
少し輪郭がぼやけてきたような
身体に刻み込まれた感覚だけは
鮮明に刻みこまれていて
なのに
夢だったのかなって思うくらい
現実的な記憶はぼやけつつある
触れた感覚だけが鮮明に
この手や身体が覚えていて
ここにあるんだ
ってそう思う