至福

ツインの彼に会えなくなってから

細かい記憶は薄れつつあります

でも全くなくならないのが

彼を想ったときの

幸せに包み込まれる

そんな感覚

至福

とは、そんな感じなのかな

これだけは

今もはっきりと私の中に刻み込まれた

幸せの感覚

このためにわたしは生きてきたんだ

ギュッとされたときの

すべてが満たされる感覚

例えようのないこの上ない安心感

今でもはっきり

からだが覚えている

至福の感覚

ただの失恋だったのなら

思い出したらきっと胸がいたくなるはず

今でもツインの彼を思うと

胸か暖かくなるんです