ランナーを見守る

ツインレイ、ランナーの彼は

今も走り続けています

彼は私たちが出会った会社の親族なので

次世代の会社を背負っていく

大事な立場にあります

でも元は違う仕事をしていたので

30くらいからまったくの異業種に

入りました

普段も早朝からの仕事で多忙な上

休みの日には前の仕事にも携わり

ときどき、また別の仕事を手伝ったりも

しています

最後のラインには

「どうしたらいいかわからなくて

止まれないんだ」

そう書いてありました

ランナーは

今の自分ではチェイサーを守れない

その苦しみから

走り続けると言います

ひたすらに

がむしゃらに走り続け

ボロボロになるまで

走り尽くしたとき

社会的な立場から自信を身に付け

チェイサーの元に戻ってくるのだそう

ツインの彼は

高校を中退しています

それが彼の劣等感で

学がない、といつも言っていました

素直で正直で

人一倍頑張る彼に

そんな劣等感はいらないと

私はずっと思っています

ありのままの彼こそが大好きだから

走りつづけて

身体を壊したりしないかな

車で事故を起こしたりしないかな

そう考えると

胸がキリキリと痛みます